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講習会の感想

先日、国際インプラント学会の講習会に出席しました。特に興味を惹かれたのは、
日本人は元々、欧米人と違い外科的侵襲に慣れてなく、移植等にも難色を示す傾向にあるから、
出来るだけ低侵襲のインプラント治療をしようという話でした。
内容的にもとても共感出来ましたが一番驚いたのが、
その時に出てきたサイナスリフトの失敗症例でした。
骨の厚み8ミリでサイナスリフトをやるのもビックリしましたが、
術後2年で押し上げられたサイナスは元の位置に戻り、人工骨は消え去りサイナスに
埋入した長いインプラントは脱離してしました。
結局、8ミリのショートインプラントを埋入してフォローはしてましたが、
患者に強い負担を強いるサイナスリフトは全く意味がなかった訳です。
とかく難症例をこなして俺はスゴいんだぞ!的な先生が多いと思いますが
患者さんとは何なのか?ともう一度考えさせられる講習会でした。

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